安田記念GⅠ芝1600m左回りで行われるレースです。今年は香港馬が2頭参加して行われます。その中でも香港のGⅠを7勝している香港の怪物ロマンチックウォーリアの参戦が今年の安田記念のレベルをグンと上げてくれました。日本馬も22年のマイルCS勝ち馬のセリフォスや昨年のマイルCS勝ち馬ナミュール・同2着馬のソウルラッシュが参戦です。マイル界の頂上を決めるに相応しいメンバーが揃いとても楽しみなレースです。
それでは過去10年の枠順を見ていきましょう。
1~4枠が勝馬2頭に対して5~8枠が8頭と外枠が優勢となっています。複勝圏内も外枠の方が優勢となっており狙いは外枠で出走メンバー上位の上りを繰り出せそうな馬を抑えておきたい。
人気別成績ですが上位人気の信頼度は低調で信頼度はそこまでおけません。過去10年で7~9番人気で4勝している通り波乱傾向にあるレースとなります。穴党は狙ってみるのもいいレースですね。
世代別成績ですが4歳が好成績で次に5歳・6歳と続きます。7歳馬は勝ち馬は出ていません。連対・3着内も1頭づつと厳しいデータとなっています。8歳は馬券内ゼロとなっています。今年の7歳馬はウインカーネリアン・エアロロノアです。8歳馬はカテドラルと厳しいデータとなっています。
所属別成績ですが関東馬が6勝・関西馬が4勝とそこまで大きな差はありませんが連対・3着内率では関東馬が少し優勢となっています。
続いては脚質別成績です。
東京の直線が長いことから決めてのある馬が幅をきかせているレース。逃げ馬の成績がいいように見えるが16年1着17年2着のロゴタイプが絡んで大きく引き上げてのもの。ロゴタイプのようにGⅠ級の馬でしか馬券に絡めていないのが現状である為、こういった現状から逃げ脚質はマイナスになる。
予想をしていきますが今回は天気がかなり微妙でどれだけ雨が降るかによって大きく変わりますが今回は今の所雨が降りそうなので重馬場予想であげたいと思います。
◎ステラヴェローチェ(この馬はエフフォーリアやタイトルホルダー世代でクラシックでも馬券内に何度か絡んでいた馬。良馬場でも不良馬場でも走れるが、より強さを発揮するのが馬場悪化である。距離短縮は少し不安ではあるが馬場が悪化すれば追走も大丈夫であろうし馬券内は全然あってもおかしくない。但し、良馬場であれば評価は落としたい。)
〇ヴォイッジバブル(香港馬2頭の内の1頭。マイル適性はこちらの方が少しあるのではないかと思い対抗。今回馬場が悪くなればこの馬にはまる可能性もある。短距離で強い香港でいい成績を残しているだけにこの馬も狙っていきたい。)
▲ロマンチックウォーリア(この馬は香港の怪物といってもおかしくない。GⅠを7勝もしており度々日本馬の壁として弾き返されてきた馬。ただマイルも走れてはいるが本質は2000mくらいが主戦場だと思っている。強い馬なのであっさりも全然あると思うが負けても不思議ではない。でも馬券内は好走してくるとみて3番手評価)
△ウインカーネリアン(この馬は逃げ馬で厳しい面もあると思うが、同型の逃げがドーブネのみという点に注目した。ドーブネを行かして2番手でも全然いけるタイプなので展開が向く可能性もある。前走の高松宮記念重馬場で4着と走れている点にも評価。穴で期待したい)
△エルトンバローズ(この馬の過去で1番はやはり毎日王冠。前目で早めに抜け出し粘りこむスタイル。マイルCSでも4着と強い相手に好走していることから力関係的に劣っているとは思わない。展開が向きさえすれば馬券内は可能だと見ています。)
△ガイアフォース(この馬の走りどころが非常に難しい。天皇賞秋でかなり強い競馬をしたと思ったらチャレンジカップで凡走したりと。天皇賞秋くらい走れたら勝っても全然おかしくない。ただこの馬に関しては少々の馬場悪化では走れると思うが基本は得意である高速決着が希望。良馬場であれば評価をもっと上げたい。)
☆ソウルラッシュ(この馬に関しては馬場悪化歓迎・モレイラ騎手プラス・調教抜群と文句のつけようがないと思っていたが共同記者会見で調教師が東京を得意ではないと発言していたのが気がかりで評価を落とした。今の充実したソウルラッシュならこなせそうな気もするが軸には少し不安になったので☆評価まで)
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