ヴィクトリアマイル第19回GⅠ東京1600m牝馬限定レースで行われるレースです。春の古馬女王決定戦ヴィクトリアマイルですが今年はフルゲート割れですが面白いメンバーが集まりました。注目は富士ステークス以降本格化したナミュール・秋華賞で3冠牝馬リバティアイランドを追いつめたマスクトディーヴァが人気を集めそうです。その他にも昨年のＮＨＫマイルカップ2着馬のウンブライル・秋華賞勝馬スタニングローズ・昨年の牝馬路線で活躍したハーパー・モリアーナ辺りも面白そうです。
それでは過去10年の枠順を見ていきましょう。
東京1600ｍはスタートして最初のコーナーまでが長い為、ポジション争いは激しくならない為、枠順の有利不利がさほどない。だがそれはあくまで開催時期を考慮しない場合の話。Ａ→Ｂのコースに変更されるヴィクトリアマイル週は内枠が圧倒的に良い。当日の馬場傾向を確認する必要があるが内枠有利というのはしっかり抑えておきたい。
人気別成績ですが1番人気【2.2.1.5】で半数が馬券内になっていますが2番人気は【0.0.1.9】と馬券になったのは1頭のみです。ヴィクトリアマイルは荒れるレースで有名で2015年には3連単20,705,810円と特大配当も出ているレースです。1発狙ってみるのも有りですね。
世代別成績ですが4・5歳が中心にはなりますが6歳馬も馬券内に絡んでいるレースです。今年は全頭4～6歳なので年齢はあまり意識する必要はありません。
所属別成績ですが関西馬が6勝・関東馬が4勝とほぼ互角ですし連対・複勝圏内もさほど差はありません。
脚質別成績です。
注目する点は追込みはかなり厳しい点です。人気馬２頭も出遅れた経験がある馬なので注意が必要です。先行・差しが有利なレースとなるので後ろすぎると厳しくなります。
◎マスクトディーヴァ（この馬はマイルは少し短いイメージもあるが３歳時にはエリザベス女王杯を勝ったブレイディヴェーグをローズステークスで勝っており、秋華賞ではリバティアイランドに唯一迫っており強い内容の２着。既にGⅠ級の馬であると思うし引き続きモレイラ騎手が乗るのもいいので本命。）
◯コンクシェル（この馬は今回逃げれそうであり人気馬２頭が牽制しあえば前残りの可能性もあり。今回Bコースになる為内前有利が予想されるので対抗評価とします。）
▲サウンドビバーチェ（去年のヴィクトリアマイルでは前で粘り込み５着。去年のメンバーはかなり強力でその中での５着であれば今回のメンバーであれば全然通用してもいいと思う。穴で抑えておきたい）
△スタニングローズ（この馬にはマイルは少し短いかもしれないが休み明け大阪杯を１度使い状態も上向いていると思う。調教も大阪杯の時よりも全然動けているし前からレースを組み立てることができれば復活があってもいい。）
△フィアスプライド（この馬はターコイズステークスの勝馬で勝ちタイムも優秀である。府中牝馬でも上がり３２．７の足を使っており末脚も確か。ルメール騎手を配しており枠も良いので抑えには加えておきたい）
△モリアーナ（末脚タイプであり東京替わりはプラス。展開待ちな部分もあるが抑えておきたい）
☆ナミュール（この馬に関しては状態次第だと思う。状態が良ければ勝ち負けだと思うし当日の馬体重を見て判断したい）
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